マルイ ボーイズ M933 09 の修理

KANAU Laboratory

 

2017-12-31、下の子(小6)が勝手にこっそり買っていたエアガンです。

数回の使用で故障して球が出なくなったそうです。結構高価な物みたいです…。

こっそり買ったのでレシートも処分、保証修理も期待出来ないので自力で修理してみます。

とは言うものの、私はエアガンに全く興味が無く、構造も知りません。

開けてみてのお楽しみ。

 

次回私が分解する時の為に、試行錯誤しながら分解した結果判った分解手順を備忘録として書きます。

まず、銃口の先の部分を取り外します。

黒いピン2本を押し出す事でで分離出来ます。

次に電池ケース回りの分解です。電池ケースのネジ4本を外します。

すると電池ケース(ハンドガード)下が外れます。

電池ケースはハンダでリード線を外す必要があります。

電池ケースの固定リングも外します。

その他、いろいろ外します。

本体のネジを外します。8本。かな。

ピック(プラ板)でこじって本体を割ります。

その過程で細かい部品がぼろぼろ落ちてきますが気にせず割ります。

ぼろぼろ落ちてきた部品は多分こんな感じで付いていたのだと思います。

心臓部を取り出します。

バラバラ。

球が出ない原因はこの心臓部にあるハズです。

勇気が要る所ですが分解します。

とりあえずギア割れではなさそうです。

モーターから一番遠くにあるギアーが写真左側の水鉄砲を引っ張る構造です。

モーターにはFC-280SA-3245 とあります。

定格電圧は2.4Vなのに9Vかけている事になります。

電流はMAX7.45Aです。そんなに流しても大丈夫なんですねぇ。

リード線の太さから考えてかなり電圧はドロップしている事になっていると思います。

安定化電源で9V1Aかけても途中までしか動きません。水鉄砲を引っ張っている途中で力尽きてしまいます。

途中で力尽きた状態から電流を増やしても動きません。トルクが足りない様です。

ギアがロックしてしまった状態と言えると思います。

一旦分解してから電池の内部抵抗のドロップも考慮して安定化電源で7V5A(安定化電源のmax)かけるとちゃんと動作しました。

これで一応修理は完了しましたが…。

これだと電池が無くなる度にギアがロックして分解する必要がある事になってしまいます…。

今後要調査です。

 

 

 

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