MITSUBISHI RDT156V RDT156S

KANAU Laboratory > PC

 

2009-3、ヤフオクでジャンク液晶モニタ3台セットを落札。\1,700+送料\2,000。

RDT156V X2台と、RDT156S X1台、画面が写りません。との事。

2機種の違いは、アナログRGB入力の他にデジタルRGB入力があるかどうか。

 

画面映らない症状を確認すると、3台共よく見ると画面は表示されているので、

バックライト系の修理だけでいけそう。

 

まず始めにRDT156Sの方から。

とりあえず制御基板。RDT156Sにはデジタル入力もあります。

下写真右コネクタが液晶パネルへ行くコネクタ、左下がフロントパネルスイッチへ。

左上は電源基板からDC12Vをもらう他、インバータ基板へ、出力イネーブル、明るさの出力があります。

下写真上が電源基板。AC100VからDC12Vに変換します。

下はインバータ基板。既に修理済み。

修理内容は、破裂していた電解コンデンサ2個交換、故障したフィルムコンデンサ交換。

電源出力部の電解コンデンサ、Elite製、220uF/25V。→ニッケミ製

インバータ基板の電解コンデンサ、TEAPO製、220uF/25V。→ニッケミ製

インバータ基板のフィルムコンデンサ、0.22uF/160V

→フィルムコンデンサは相当品が手元に無く、UL認可のXコン、0.22uF/250V。かなり大型になってしまった。

 

次にRDT156V。

制御基板。TDT156Sと比べて、デジタルコネクタとその周りのチップがいくつか未実装。

それ以外は、制御基板、電源基板、インバータ基板も全て同じ様です。

 

電源出力の電解コンデンサは同様に破裂していたので交換です。

インバータ基板も同じく電解コンデンサは破裂していたので交換です。

その他に、FUSE断です。2.3A/250V。

同じサイズのチップFUSEが無かったので、もうちょっと大きめのサイズの2A/250VのチップFUSEで代用。

 

バックライト故障を何度が修理した事がありますが、蛍光管交換しないといけない事って未だありません。

全てインバータ基板の故障です。

おかげで修理費用は\100未満で済みます。

今回3台合計で、修理部品は電解コン6個、フィルムコン1個、FUSE2個でした。

 

以前、こちらでRDT156Vを修理しています

 

 

 

KANAU Laboratory > PC