VAIO PCV-W102(B)

KANAU Laboratory > PC

 

頂き物。

2012-6、近所の知り合いの所へおじゃました時、玄関先に見覚えのあるvaioが…。

故障して捨てる所だとの事で、もらいました。

 

  メーカー 型番 購入価格 購入年月 備考
PC SONY vaio

PCV-W102

    Windows XP Home Edition
CPU Intel Celeron 1.6GHz     S-spec=SL6K8。FSB=400MHz。Northwood、0.13um。

L2キャッシュ128KB。

Chipset SiS SiS650      
HDD Seagate ST360020A     60GB。5400rpm。
RAM Micron MT8VDDT3264AG-265B1     256MB。PC2100。
Opt Drive Panasonic UJDA730     CD-RW、DVD-ROM
Monitor         15.3inch、1280x768。

 

症状としては、起動してちょっとすると再起動。

温まってくると起動も出来ずに再起動します。

 

まず疑ったのが、電源の電解コン。

画面がちらつく事もあり、電源FANはほこりでふさがりかけてます。

出力コネクタが一般的な物とは異なるのでとりあえず電源交換してみる事も出来ず、電源の電解コンを交換してみます。

電源はDELTA製。電解コンは総Ltec。怪しい。

2次側の電解コンをニッケミに交換しましたが、症状変わらず。

ハズレでした。でも延命にはなった事と思います。

 

次に疑うのは、CPU周りの電解コン。

ニチコンHMが並んでます。

このHMは過去に問題を起こしているので、漏れている様子は見られないが交換。

結果はハズレ。まぁいずれ漏れる可能性が高いので、無駄ではないと思います。

 

さぁ困った。

とりあえずbiosを見てみると、??、CPU Speed 2000 MHz。

おかしい。webでカタログを見てもCeleron 1.6GHzのラインナップしか無い。

元の持ち主はCPU交換やオーバークロックする様な人柄でも無いし。

でもオーバークロック状態なら熱でシャットダウンしている可能性が高いです。

 

なんとなく256MBしかないメモリをPC3200、256MBのメモリに交換してみました。

そしたらFANだけ回転してフリーズ。

メモリを元に戻して起動するとbiosが、起動出来ないからFSBを変更しろと。

x1.0に変更すると1.6GHzで起動、再起動もしなくなりました。

修理完了。

 

それ以降、FSBを変更する画面は出せなくなってしまいました…。

でも何か技を使えば出せるんでしょうかねぇ。

メーカーPCで変更出来るbiosなんて見たこと無いし、裏メニューを見てしまった様です。

 

このまま使える様にはなったものの…。使い道が無い。

で、とりあえずCPUを交換してパワーアップしてみようかなぁと。

 

  メーカー 型番 購入価格 購入年月 備考
PC SONY vaio

PCV-W102

    Windows XP Home Edition
CPU Intel Pentium4 2.8GHz   1,800 2012-6-13  S-spec=SL7EY。FSB=400MHz。Northwood、0.13um。

L2キャッシュ512KB、68.4W。

Chipset SiS SiS650      

HDD

SEAGATE

Barracuda ATA IV 80GB

(ST380021A)

18,580

2002-4-3

40GBプラッタ

流体軸受

Speed:7200 rpm

Seek time:9.5 ms avg

Interface:Ultra ATA/100

2-Mbyte cache buffer

RAM hynix HYMD232646A8J-J     256MB。PC2700。
RAM hynix HYMD232646A8J-J     256MB。PC2700。
Opt Drive Panasonic UJDA730     CD-RW、DVD-ROM
Monitor         15.3inch、1280x768。

 

CPUは、FSB=400MHzの物であれば大丈夫だと思います。

ヤフオクで調べると、MAX3.0GHz。でも貴重らしく高い…。2.8GHzであれば手頃なので、落札。

CPUを交換したら、biosでは2.4GHz…?

Windows上ではちゃんと2.8GHzで動作している様です。(CPU-Zで確認)

 

HDDも交換。WinXPクリーンインストールします。

SONYはドライバのダウンロードが出来ないみたいです…。

リカバリーディスク無し。

でも今回、新品時のHDDが生きていたので、そこから下記抜き出しました。

"C:\Drivers\" 、 "C:\Program files\SONY\"

ドライバーは上記で十分でした。

あとは必要があればSONYソフトをインストールすればOKだと思います。

 

CPUを交換して動画を再生してみます。

.mp4を再生すると再起動…?

.tsもスムーズに再生出来ません。

グラフィックドライバが古いので新しいフォーマットに対応出来ていないのだと考えました。

ここで、グラフィックドライバをSiSの最新の物に入れ替えると、.mp4スムーズに再生出来ました。

.tsもなんとか耐えられるレベルだと思います。

 

CPUをPentium4にしたので、シールも張り替えました。

 

2014-1、もうすぐWindowsXPのサポートが終わってしまうと言うのに…。

このPCの使い道が特に決まらないままHDDが調子悪くなりました。

HDDを交換してWindowsXPをクリーンインストール。

アップデートなどをしていると、HDDの温度が55℃超えてます…。

どうも構造的な問題がありそうです。

通風孔を作ってみます。

リューターと切断砥石で、他の通風孔と同じ様なデザインで穴を空けました。

そして、その辺に転がってた小型FANをホットボンドで取り付け。

これでHDDの温度は50℃を超えない様になりました。

 

2014-2、工房で主に音楽再生用として使う事にしました。

WiressLANでネットワークに繋がっているので、インターネットも出来ます。

Wi-Fi 親機からちょっと距離があるので、中継器を用意しました。

Logitec LAN-RPT01BK 、2014-2、\3,500。

 

 

 

KANAU Laboratory > PC