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viliv S5 を嫁さんの日産ノートに車載する為のステーを作ります。
元々このviliv S5 は、MapFanNaviiをインストールして、嫁さんの車のナビとする事で購入の許可が下りている物です。
まず取付場所を検討します。
画像はメーカーページより。拡大無し。
うちのノートは、上画像のカーナビが付いている2dinスペースは、下段がカーオーディオ、上段小物入れです。
2dinの上のフタ付き小物入れも、カーナビスペースにもなるみたいです。
いきなり完成画像。
この位置を目指してステーを作ります。
コンセプトとして、普段嫁さんが通勤(車)に使っている時にはナビは必要ありません。
その時間は私の通勤(電車)中のおもちゃになってるハズです。
なので、取り外している状態(ステーも含めて)が純正とほぼ同じ。
純正の内装のバランスを崩さない事が絶対条件です。
ステー自体も簡単に外せる様に作ります。
もうひとつついでに。
来週納車予定の嫁さんのお父さんのvitzにも取り付け可。
同じく2dinスペースに1dinオーディオの予定です。
車側の固定個所はオーディオ空きスペースの小物入れにします。
これ自体に加工しても(万が一加工に失敗しても)現状復帰は安価です。
純正のカーマウントキットに付いていた、リヒター(HERBERT RICHTER)のグローバル6(HR-1655)とデュアルサポート2(HR-1720)が合体した様なマウンタ、
どうも吸盤固定は精神衛生上良くありません。
もちろん実績はあるのでしょうが、どうも…。
なので金属固定で考えます。
viliv S5 をホールドするホルダー
がリヒターのマウンタの規格なので、リヒターのマウンタを金属ステーに付けて、それを小物入れに固定します。
リヒターのチルト・スイベル・マウント(HR-1536)
をとりあえず購入。\945+送料\630。
そして、これを取り付ける金具を作る材料を東急ハンズで探します。
買った部品がこれ。
スチールの板金なので安いです。
3mm厚のL型金具と2mm厚の板、それに手回し出来るネジ(←結局使わなかった)です。
それでは工作です。まず、
L型金具に2.5mmの穴を4箇所空けて、M3でタップを切ります。そして、
取り付け。M3なべネジ4本。マウンタの上に金具がはみだしているので、
グラインダーで切ります。このL型金具を板に付けます。
板に元々空いていた穴を座ぐります。
L型金具側は板の穴位置に合わせて3.3mmの穴を空けて、M4でタップを切ります。
そしてM4の皿ネジ3本で合体。
金物のエッヂは、グラインダーで丸めておきます。
このステーにリヒターのマウンタを取り付け。
大体こんな感じになります。
車側のキズ防止の為、100円ショップで買ったフエルトを両面テープで貼り付け。
ゴムも貼り付けました(金属に直接)。
このゴムとネジの2箇所が車側のケースにあたります。
ゴムとケースの接触抵抗でねじを中心に回転してしまう力を抑えます。
こうする事によってねじ1本で固定します。
ゴムのあたりを良くする為に板は若干湾曲させました。
車側の加工。
小物入れは、車に付いている物と同じ物が家に余ってます。
ノートはオーディオレス仕様だったので、カーオーディオを入れた分のケースです。これを加工します。
ケースには4mmの穴を1個空けます。これだけ。
3mm厚のスチールの板に3.3mmの穴を空けて、M4のタップを切ります。
プラのケースに固定するので、接着面を広げて、更に取り付け面強度を得る為に板は長めにしてあります。
接着は車用の厚めの超強力両面テープ(Soft99)です。
これを車のケースと入れ替えると、
目立たない。穴1個だけです。
ステーを取り付けてみます。
取り付けはちょうネジ1個だけで強度バッチリっ。
viliv S5 を取り付けてみます。
後ろのふた付き小物入れももちろんこの状態で使えます。
オーディオ部の1din小物入れも使えます。
金具の塗装忘れた。きっと錆びる。