ONKYO TX-SA500

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2002-4-17、発売。希望小売価格\43,000(税別)。

2002-5-8、新品購入。\30,198。

 

2016年、左の音が出ない事があります。原因はハンダ剥がれ。再半田で復活。

 

 

 

ボリューム修理

2020-3-30、ここ1年位、本体のボリュームが言う事聞いてくれません。

リモコンのボリュームは言う事聞いてくれるので使えない事はないのですが、

やはり不便なので治そうと思います。

本体のボリュームはデジタルです。回したパルスを認識出来たり出来なかったり。

マウスのホイールみたいにフォトカプラ使ってるのかなぁ?ほこり掃除すればOK?

とりあえず分解してみます。

ん?フォトカプラではなさそうですね。

基板を取り外してきました。

ボリュームを基板から取り外しました。

更に分解します。

なんかグリースでベトベトしてました。とりあえずオイル切れではなさそうです。

可動部側にはバネ接点が3個ありました。固定部側でパルスを作っているんですね。

見た目では問題なさそうですが…。グリースを綺麗に拭き取り、接点復活材で掃除しておきます。

見た目は殆ど変わりませんが、組み立てて動作確認すると完治していました。

まだまだ働いてもらいます。

 

 

 

音割れ修理

2021-8、左後の音が割れる様になりました。

エレキギターとかの音が入っているとちょっと判り難い程度ですが、テレビだと気になります。

サラウンドを切ってそのまま暫く使っていたのですが、

今度は左前も割れる様になってきました。修理する事にします。

左だけがおかしい事から、サラウンドプロセッサーの前が原因かな?と思いました。

テレビでもCDでもおかしいので、セレクターの後です。

RohmのBD3811K1というセレクターICがあります。

周りに電解コンデンサはいっぱいありますが、特に液漏れの跡はありません。

ここが原因じゃないのかな?

他にも見た目で怪しい電解コンデンサは見つかりません。

じゃ熱によるハンダ割れかな?熱くなる部品を中心に指で押して確認していきます。

で、いろいろ探した結果、メインのトランジスタの前段にあるTO220のトランジスタがプラプラでした。

原因はハンダ割れ確定です。

5個のアンプのそれぞれサーミスタが接着されていない側だけです。

左前と左後のアンプのトランジスタが特にプラップラです。それ以外もハンダ割れていました。

サーミスタが接着されている側はプラプラはしませんが、怪しいので一緒にハンダ盛りしておく事にします。

ここのハンダを盛り直す為には…。全バラ…。

平日仕事から帰ってから酒呑みながら作業を始めてしまったのですが、

トランジスタがプラプラの状態でアンプに電源を入れる気にはなりません。

がんばって修理しました。

ここです。割れてます。

ハンダを盛って修理完了。

また新品同様になりました。

 

実はこのアンプ、もう20年も毎日使っているので、修理する前に買い換えも検討してみました。

今時のデジタルアンプに比べて消費電力が大き過ぎるのではないのか?いつもあったかいですからねぇ。

カタログに記載の消費電力は183Wでした。

それに対してPIONEERのホームシアター HTP-S363 のアンプ部(SA-SWR45) は32W。

そうなのか6倍も電気食ってるのか…。買い換えるかなぁ…。

でも諦め悪いので一応実測してみました。

そうしたら実測48W位(PF68%程)。あれ?そんなには電気食いでは無かったのですね。

じゃせっかく修理もしたし、まだ暫く使うかな。

 

 

 

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