キャンピングトレーラー RAPIDO club 31T フリップダウンモニターの製作

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キャンピングトレーラー RAPIDO club 31T につけるモニターを検討した結果、

パソコンモニターをフリップダウンモニターにして取り付ける事になりました。

 

こちらの液晶モニターを購入してみました。\14,800でしたPhilips 242E2F/11取扱説明書

23.8インチのフルHD(2K=1,920x1,080)です。4辺フレームレス。画面の下のフレームが薄い物を探しました。

棚の奥行が31.5mmに対して画面上下高さが31.0mm。ちゃんと収まります。

まぁプロジェクターに比べれば画面が小さいですが…。妥協ですね。

職場で仕事で使っているモニターも23.8インチです。小さすぎるという事はないでしょう。。

もちろん昼間でもちゃんと見えます。パソコンモニターなので。

DC入力の物を探しました。トレーラーのバッテリーからだったらAC入力より大分効率が良いですからね。

このモニターのACアダプターはDC19.0V、1.31A、25.0Wでした。消費電力は実測15W。

このトレーラーで使おうと思っているノートパソコンは19.5V、2.31A、45Wです。

ちょうどいい。DC12V(〜DC13.8V)→DC19Vの非絶縁型のデコデコを使えば変換効率が良さそうです。

 

選んだデコデコはこちら。DC12V(DC9V〜DC16V)→DC19.0V/10A。US$14.0でした。

日本の通販だとこちらが同じ物だと思います。

効率を測定してみました。出力19.08V/2.50A、入力12.2Vの時、入力電流は4.07Aでした。

効率は96.0%。なかなか良いですねー。

バッテリーから絶縁型のDC/ACインバーターと絶縁型のACアダプターを通すと、多分効率は60%位。

同じく出力19.08V/2.50A、入力12.2Vの時、6.5A位になると思います。

バッテリーの限られた電力をだいぶ節約出来たと思います。

出力ケーブルはパソコン用はこちらをモニター用はこちらの5.5mmx2.5mmを購入しました。

 

2021-7、モニターアームを作ります。

市販の物だとどうしてもうちのトレーラーに合わないので自作する事にします。

純正の足を取り外すと、VESA75mmのマウントが出てきます。

取付位置が窪んでいるので一般的なVESAの物は使えないらしいのですが、ここを使います。

用意した材料は、1.6mm厚の鉄板(Eggs 鉄板 1.6x200x300 \608)、

1.2mm厚 x 16mm x 16mm の鉄角パイプ (Hikari TK100-16)

2軸トルクヒンジ (スガツネ HG-T30S15)

よーく検討して、鉄板を切り出します。

溶接します。

サビを落として脱脂して塗装。プラサフ→つや消し黒。

モニターを取り付けます。

天井への取り付け部はこんな感じ。

高さ方向の調整で鉄角パイプで嵩上げしてあります。

で、こんな感じに観れます。

上下方向の角度は自重で垂れ下がってしまいますが、必要十分程度には動かせます。

左右方向はロールスクリーンに当たってしまいますが、こちらも必要十分程度には動かせます。

閉じた状態にする為のロック機構はまだないので、部品が届いたら作ります。

ノートパソコンの方はこんな感じに左上の棚に収まりました。

12dbi 2.4GHz/5.8GHz wi-fi アンテナは高さが入らなかったので斜めに寝かせてしまいましたが、

自宅のwi-fi 親機BUFFALO WZR-HP-G450H に付けた外付け7dbi2.4GHzのアンテナを壁の外に取り付けた事もあり、

85Mbps以上で安定して接続出来ます。

自宅の地デジ録画ファイルサーバーにSpinelを入れたので、Wi-Fi経由でケーブルテレビの地デジもトレーラーで見れます。

地デジ視聴では20Mbps程度なので充分です。

地デジ視聴での消費電力(オーディオ、モニター、パソコン)は、13.5Vで2.6A程度、35W程でした。

画面の明るさを20%位に絞れば(特に暗くはありません)、13.5Vで2.2A程度、30W程でした。

地デジ電波がある所では地デジチューナーと地デジアンテナを購入したので地デジ見れます。

 

閉じた状態で固定する為のロックを購入しました。\185/4setでした。

でもこれをこのまま取り付ける事が出来るわけではありません。受け側は自作します。

1.0mm厚の鉄板(こちらで使った物の余りです)を切り出して加工します。

いつもの様にうちにある工具だけでなんとかします。Φ4.0mmのドリルの刃を使いました。

サビを落として脱脂して塗装。プラサフ→つや消し黒。

ロックの受けじゃない方の四角い鉄板は、モニターアームの取付のベースです。1.6mm厚の鉄板です。

現状はモニターアームの棚への取付は、棚の底板はフラッシュ構造でネジが効かないので、

底板の上に木片を置いて木ネジで固定しています。

それだとやはりちょっと不安になってきたので、固定ベース板を作る事にしました。

自作モニターアームにロックの受けを取付け、全体像はこんな感じになりました。

再び棚に取り付けます。

棚の中の固定ベースはこんな感じです。

M4x50mmのユニクロのなべ小ねじにバネワッシャとワッシャとナットで取り付けてあります。

超頑丈です。走って振動が加わっても全然平気です。

ねじはmonotaroのこちらが少量づつで用意出来て良いですね。今回いろいろな長さを揃えました。

八幡ねじの小袋もよく購入します。東急ハンズで売ってます。

今回もそうですが、ユニクロ(鉄)を良く使います。

ステンレスはユニクロの上位互換ではないと思っているんですけどね。

お店によってはユニクロが全然なくてスレンレスばっかりだったりします。

前回は相手が木だったのでコーススレッドを使いましたが、今回はナベ小ねじです。

完成です。

ロックするとこんな感じ。

車窓の邪魔になりません。棚に貼り付いています。

モニターと棚が当たるモニター下位置には、棚にフエルトを貼っています。

モニターとロック受けの鉄板の間にはゴムシートを敷きました。

開くとこんな感じで快適に使えます。

省電力の為、モニターの明るさは20%の設定にしています。昼間でもそんなに暗くありませんね。

上画像はパソコンで自宅サーバーの録画した地デジを映しています。

Spinelを入れているので電波の無い自宅でも生の地デジも見れます。

電波がある場所では、地デジチューナーとアンテナもあるので、もちろん地デジが見れます。

パソコンなのでインターネットやアマゾンプライムも使えます。テレワークも出来ます。

 

2022-10、パソコンをノートパソコンから超小型ディスクトップに入れ替えました。

 

 

 

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