キャンピングトレーラー RAPIDO club 31T 冷蔵庫

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中古で購入したラピードには冷蔵庫がありませんでした。

純正ではガスレンジの下にあるはずなのですが…。

故障して撤去してしまったんでしょうか。

でも冷蔵庫は欲しいですね。検討します。

 

プロパンガスは使っていません。使うつもりもありません。

なので、アンモニア式である必要はありません。

DC電源で動かした時に効率の良いコンプレッサー式が良さそうです。

それからトレーラーの限られたバッテリーで動かす事を考えると、

横開きではなく上開きが良さそうです。

横開きだと、扉を開ける度に常温の空気より重い冷たい空気はみんな外へ出て行ってしまいます。

でも上開きだと置く場所が限られてしまうんですよね…。

純正ではガスファンヒーターがあった場所。

中古車両購入時よりありませんでした。

ここに収まり、使う時は手前に出せる様に作ろうかと思います。

 

2021-5、こちらから購入しました。

ENGEL (澤藤電機) MD14F-D。\33,600でした。日本製です。

新品なのに何故か2019年製と書いてありました…。

もっと安くて高機能で容量も大きい中華もあるのですが…。横幅(485mm)が入らないのでやめました。

こちらの中華も安くて高機能で魅力的だったのですが、あまりぴったり収まらないし小さいので。

ぴったり収まりました。

これから引き出し的な物を作ろうと思います。

 

引き出しのスライドレール的な物も考えたのですが、冷蔵庫だけで11.5kgあります。

更にこれに中身を入れた時の事を考えると重さが耐えられそうにありません。

なので車輪が欲しいのですが…。高さがギリギリなので高さがなるべく低い物を探してみます。

その結果、こちらを購入してみました。4個でUS$6.98でした

引き戸用らしいです。日本ではあまり見かけないタイプだと思います。

これのお陰で車輪の高さが14mm程で収まりました。

スムーズに床を転がってくれます。

サイドにガイド的な物も作ってみました。

綺麗に収まっています。

次はロック機構を考えなくては。

 

気が向いたので電気配線を先にやっておきます。

ここの後に来ている配線は、テールランプとAcc12Vです。

冷蔵庫なのでAcc12VではなくBatt12V(トレーラーの主電源スイッチで切れない)の配線が欲しいです。

それからコンプレッサーが動いている時の消費電流は3A程。出来れば太く短い専用配線を引きたい所です。

元々の冷蔵庫の電気配線はガスレンジの下まできていて、FFヒーターに使ってしまいました。

なので、バッテリーから専用配線を新たに引きます。

入り口の所の集中スイッチを経由して、一回外(床下)に出てから冷蔵庫の下まで行って室内に戻ります。

VVFΦ1.6mmを使いました。許容電流18Aです。

 

2023-8、長い事放置してましたが、つづきをやります。

ロックする為に鉄のL字アングルで頑丈なレールを作る事にします。

走行中はレールにピンを差してロックします。

それから冷蔵庫を勢いよく押し込むと、うしろの樹脂のホイールハウスを割ってしまいます。

鉄のレールにストッパーを作る事にします。

切断、レールを折り曲げて溶接、穴あけ、錆び止めに塗装して取り付けました。

ここに入れるトレイはこんな感じ。

この冷蔵庫、丸っこいデザインなので固定が難しい。

みなさんどうしてるんでしょうね?

冷蔵庫の足の位置を決めて、肩掛けベルトでトレイに縛り付ける様に作りました。

トレイは12mmの構造用合板、位置決め用のベニヤは6mmを使っています。

走行中はレールにピンを挿すとトレイは固定出来ます。(両側にあります)

冷蔵庫を取り付けました。肩掛けベルトで縛り上げます。

レールにピンを挿しているので走行中も冷蔵庫は出てきません。

目的地に到着後はピンを抜いて引き出して使います。

完成ー。

 

作業の様子を動画にしました。

 

2024-2、追加。

冷蔵庫を引っ張り出す為に取手を付けました。

取手は車体外側に取り付けた取手と同じ6020-128Gを改めて購入。

25mm幅、3mm厚の鉄板を使って加工して取り付けました。

冷蔵庫のトレイの裏側はこんな感じ。

強度を取れる様にちょっと長めに加工。

表側はこんな感じ。

冷蔵庫を取り付けるとこんな感じ。

快適に引っ張り出せる様になりました。

 

 

 

 

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