2002-11 購入。\26,565-。
オプションのロータリーブラシ、ターボノズル、延長高圧ホース付き。
洗車の時には、それなりに便利です。ただ、これだけで綺麗になる訳ではありませんが。
家の外壁のコケとかは簡単に落ちます。
あと、コンクリートの地面に溜まった砂や泥を洗い流す事が出来ます。
消費電力:1300W
最大圧力:80bar(=8MPa)
吐出水量:6L/min(=360L/h)
2006-10、サーキットブレーカー故障修理
電源が入りません。
モーターの突入電流に耐えられなくなったヒューズが飛んだかな?と思って分解。
ところがヒューズらしき物が無く、かわりにサーキットブレーカがありました。
3120-F554-P7T1-W02F
E-T-Aというドイツのメーカーの3120-Fシリーズ。
↓"OFF"
↓"ON"
写真下がセンス抵抗+温度ヒューズになっていて、過電流で温度が上昇し、反り、ブレーカーで切ります。
写真の右側中が接点です。
L/Nそれぞれ独立してます。↓
微妙ですが、写真左側の接点が若干浮いてます。
シーソーの軸が外れていて、左右の接点を均一に押していない様です。
軸をはめてやると、接点は無事つながりました。
これで修理は終了。動作OK。
軸が外れたのは、きっと雑にスイッチを押してしまったのでしょう。
でも外れるって…。
また同じ故障になりそうな気がします。
ついでにブラシの点検。
全然平気です。
2009-8、圧力スイッチ固着、対策1
ポンプが回りません。
最近は何回もそんな事があります。
原因は圧力スイッチの固着です。白い半透明の樹脂の箱の中にマイクロスイッチがあります。
ドライバーとかでコツンと衝撃を与えればスイッチがONし、動きだします。
電源が入らなくなるたびに本体を分解するのも面倒臭いので、本体に穴を開けてしまいました。
その穴にドライバーを差し込むと、その先に圧力スイッチがあります。
2019-10、圧力スイッチ固着、対策2
圧力スイッチの固着が酷くなってきました。
スイッチをオーバーホールしようと思います。
圧力スイッチ上部です。散々ドライバーで小突いた跡があります。
エアフィルターは土に還っていたので撤去しました。
分解。白いケースの上半分を外しました。
溶着や接着ではなくただの嵌め込みなので簡単に分解出来ます。
上写真は電源ケーブルを抜いている状態、高圧がかかっていない状態、モーターに通電される状態です。
電源を入れモーターが回り水路に高圧がかかると、
緑のアームが上に出っ張ってきてマイクロスイッチを押してモーターが止まります。
ノーマリークローズのスイッチです。
水を出すと圧力が下がり緑のアームが戻るハズなんですが、
これがうまく戻ってくれないので圧力ポンプが回ってくれません。
緑のアームを取り外します。
緑のアームの切り欠きに上写真白いハウジングのツメがひっかかって、
モーターのON/OFFの圧力のヒステリシスを作り出している構造ですが、
このツメのせいでアームの戻りが悪くなってしまっているのかもしれません。
掃除してツメとその相手側にグリースをぬっておきます。
ついでにマイクロスイッチの当たり面にも塗っておきます。
グリースはゴムやプラスチックに影響が少ないシリコングリースを選びました。
ついでに水道ホースの接続コネクタのゴムにもシリコングリースを塗っておきます。
→これだけではダメでした…。
今度は流動性の高いKURE シリコングリースメイトを、
パッキンのゴムのOリングへ効く様に穴目掛けて吹きかけておきます。
→まだダメです…。まぁでもだいぶ良くなりました。
この圧力スイッチの中はこんな構造だそうです。
きっとOリングのゴムの劣化と、中が腐食して動きが悪くなってしまっているんだと思います。
分解してみます。
6角の樹脂をモンキーでつかみ回そうとするのですが…。回りません…。樹脂の6角の角が崩れていきます…。
諦めました。バルブをケースの外から直接押せる様に、ケースに新たに横穴を開けておきました。
もうこのまま使う事にします。
水を出した状態でプラスドライバーでバルブを押すとポンプを確実に回せるので、
水を止めるまでの間は高圧の水が出続けててくれます。
2019-10、パイプクリーナー購入
実家の池の排水がつまってしまっています。
現在池として使っていないので、雨が降った時に泥水が流れ込むだけなので、
泥でつまってしまった様です。
業者に依頼すると、高圧洗浄機とパイプクリーナーを持ってきて作業するそうです。
せっかく高圧洗浄機があるのでパイプクリーナーを購入してみる事にします。
ただこの東芝の高圧洗浄機、既に購入から17年。
当然製造終了どころか東芝は高圧洗浄機から撤退してしまっています。
接続口はメーカー毎にばらばらだそうで、基本的に他社製は接続出来ないそうです。
ところがアイリスオーヤマのFPHというパイプクリーナーを見てみると、
なんだかうちの東芝製と同じ様な形をしている様に見えます。
もちろん適合製品に東芝 JV-80A は含まれていません。
が、こちらの口コミを見てみるとJV-80Aではありませんが東芝製に使えたともあります。
それ程お高い物でもないので、購入してみる事にしました。
上写真上がアイリスオーヤマのパイプクリーナー、上写真下が純正ノズル。
同じですね。
ちゃんと純正品同等に接続出来てパイプクリーナーを使う事が出来ました。
池の排水の方ですが残念な事に。排水パイプに8m位入れた所から先に進めません。
パイプが直角に曲がっているのか、パイプが割れてしまっているのかも分かりません。
結果、少しだけ流れる様にはなりました。
2024-5、圧が上がらない修理
今までもたまにあったのですが、モーターは回って圧もあるのですが、
正常時に比べてモーターの振動がだいぶ大きく、圧が正常時の半分位でしょうか。
ガンを握り直してモーターをOFF/ONすれば大抵は正常に戻ってました。
それが今回は正常に戻らなくなってしまいました。
給水フィルターを掃除してみますが治りません。
このままでは高圧洗浄機として使えません。
原因はちょっと見当がつきませんが、分解整備してみます。
今はWebやYouTubeで情報が手に入るのでいいですね。
上写真右の黒い樹脂ケースの中がモーターです。
上写真真ん中はモーターの回転運動を3つのピストンの往復運動に変換する部分です。
上写真左は逆止弁。入ってきた水が3つのピストンで順番に押されて圧縮され、
高圧になった水を出します。
上写真左のゴールドの3個のボルトを取ると、それぞれに逆止弁が入っています。
逆止弁がゴミ等でちゃんと閉まらなくなって圧が上がらない事があるらしいのですが、
3つとも特に問題無さそうでした。軽く掃除して戻します。
水漏れやオイル漏れも特にありません。
上写真真ん中がモーターの出力部。偏芯の板が回ります。
オイルが入っているので開く時注意です。
オイルは色はグレーですがちゃんとオイルでした。
上写真右が偏芯モーターに押される側のピストンです。
漏れも無いし動作も特に問題無さそうです。
さて。何が悪いんだろう…。
良く分からなかったですが、軽く掃除して元通り組み立てます。
→治りましたっ。
まぁそういうもんです。22年物ですがまだまだがんばってもらいます。
ついでに圧力スイッチ固着の持病があるのですが、
スイッチのピストンの水側(高圧出力の口の奥)にちょっとだけ5-56噴いてみたら、
ちょっと良くなりました。
水に油が混ざるのを嫌って今までやらなかったのですが、ちょっと効果あった様です。