チェーンソー makita ME333T

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嫁さんのお父さんのチェーンソーです。取扱説明書はこちら。

 

 

2015-12、メンテナンス

嫁さんのお父さんからチェーンソーのエンジンのかかりが悪いからちょっと見てって言われました。

ピストンに多少のキズがあります…。お父さん使い方がちょっと…。

メンテが全くされておらず木屑だらけ、とりあえず一通り掃除しました。

エアフィルタの掃除や点火プラグのギャップ調整等してみましたが今一つかかりにくいまま完了。

 

 

 

2017-10、エンジン不動修理

嫁さんのお父さんからエンジンがかからないから見て欲しいとの事で点検してみます。

とりあえず現象を再現する為に普通にエンジン始動を試みてみます。

まずプライマポンプを押してガソリンをキャブへ送ってみるわけですが、押したら凹んだまま戻らない…。

燃料フィルタが詰まっているのかと考え、燃料を出して燃料タンクの中の燃料フィルタを点検してみようと思います。

が、出てきた燃料はなんか粘度が高すぎる…。

私は2ストの機器を所有した経験が無く2ストに慣れていないのですが、

ガソリンにオイルを混ぜないといけないのですが、嫁さんのお父さん、混合比間違えたのかな?

それにしても全くガソリン臭くない。と、気が付くとチェーンの近くにガソリンが垂れた跡が…。

まさかっ。

チェーンオイルのタンクのキャップを開けてみるとガソリン臭い…。あ〜ぁあ…。

ガソリンとチェーンオイルを入れる場所を間違えた様です…。

キャブのフロートまで分解して掃除しました。

当然エンジンは元気にかかる様になりました。

相変わらずメンテはされておらず木屑だらけなので掃除、調整しました。

 

2022-1、替刃が欲しいとの事でこちらを購入しました。\1,809。

 

 

 

2022-12、エンジン不動修理

嫁さんのお父さんからエンジンがかからないから見て欲しいとの事で点検してみます。

嫁さんのお父さん、エンジン調子悪いとすぐプラグ交換するクセがあります。また新品プラグが付いていました。

多分畑でプラグ交換するからシリンダー内に土とか入っちゃってシリンダー傷だらけにしてると思うんですけどね。

プラグ交換してエンジンかかる様になった事あるんでしょうか?1回も無いと思うんですけど。

そんな理由でプラグ交換しちゃダメって伝えてあるんですけど…。理解してもらえてない様です…。

付いてた新品のプラグは熱価が全然違うので元に戻してもらいました。

火花も飛んでるしシリンダーの傷もエンジンかからない程じゃないのでやっぱりガソリンかなぁ。

またチェーンオイルとガソリン入れ間違えたんじゃないのぉー?本人は否定してました。

まぁでもやはりガソリンに問題ありそうなので、入ってたガソリン全部捨てて新しいガソリン入れて、

キャブレター分解清掃したらエンジンかかる様になりました。

でも止まる。あれ?しばらく動いてから止まってしまいます。

キャブレターのダイヤフラムに問題あるのかな?まぁ古い機械なので交換しようと思います。

キャブレターにはWT517と書いてあります。Walbro WT-517 ですね。

ダイヤフラムはD10-WATやK20-WATが適合するっぽいです。こちらでいけるんでしょうか

私はこちらを購入してみました。\273。

物が届くまで時間かかるので他の原因も探してみます。

すると、キャブにガソリンが行くパイプがつぶれていました。プライマポンプは戻ってきません。

上画像は修理後です。

チューブの上画像赤丸辺りだけが負圧でつぶれてしまっていました。

フィルターが詰まってるのかな?掃除しておきます。それでもまだつぶれます。

なんかここだけチューブが薄くなっている様な…。引っ張って伸びちゃったのかな?

交換部品は高いし時間かかるので修理する事にします。

伸びちゃったチューブの中に樹脂チューブを入れます。

キャンピングトレーラーのFFヒーターを取り付けた時にFFヒーターに付いて来た灯油用樹脂配管の残りがちょうどいい。

短く(20mm程)切り取ってつぶれたゴムチューブの中に差し込みました。

これによりエンジンは元通り回り続ける事が出来る様になりました。修理完了。

ちなみに燃料は以前草刈機用に購入したzenoahの50:1のオイルを25:1にして使っているそうです。

いやそれマズイんじゃないのー?オイル濃過ぎてオイルでキャブ詰まっちゃったんじゃ?

それからリコイルスターター辺りからカラカラ音がします。

殆ど欠けてしまっていますが…。とりあえずちゃんと動くのでそのままにしておきます。

 

 

 

2023-10、エンジン不動修理

またまたエンジンがかからなくなってしまったそうです。

zenoah BC2300の所でも書きましたが、嫁さんのお父さんは点火プラグをいじってエンジンを壊す人です。

どうも最近点火プラグの先を紙ヤスリで磨いて削る技術を覚えた様です!?いやいや絶対そんな事やっちゃダメでしょ…。

先っぽが丸まってギャップが広がって、しかも熱価が異なる点火プラグが付いていたので、

点火プラグを新品に交換しておきます。NGK BM6A。

ぢぃちゃんが自分で交換しようと思って買ってきた新品プラグ、たまたま熱価が合っていました。

エンジンをかけようとプライマポンプを押そうとすると、破けています…。

こちらの汎用品を購入しました。\283。これを交換すればエンジンはかかると思います。

次の週末。プライマポンプが届いたので交換しました。取り付けは問題ありませんでした。

ところがエンジンがかからない…。プライマポンプの戻りが悪い。

ぢぃちゃんは以前ガソリンとオイルを入れ間違えた前科があるので疑いますが、今回は問題無さそうです。

前回修理した燃料ホースがやっぱりダメみたいです。潰れてしまいます。もう新品に交換します。

パッキン一体のホースなので汎用品が使えません。純正新品を用意します。

購入したのはこちら。\432。ネコポスで送料が\200なのがいいですね。

でもせっかくなので一応キャブのダイヤフラムも一緒に購入しておきます。\225。

次の週末。燃料ホースが届いたので交換します。純正品なのでもちろん問題無く取り付けできます。

ところがエンジンがかからない…。

点火プラグをみてみるとなんと点火していません…。

プラグケーブルはぢぃちゃんが散々いじくりまわしているのでプラグケーブルとプラグキャップを疑います。

ちなみにちょっと前に修理したzenoah BC2300はプラグキャップの接点を紛失していました。

でもプラグケーブルとプラグキャップを新品に交換しても点火していません。

点火コイルとローターの隙間も問題無さそうだし、どうも点火コイルが死んでしまっている様です…。

純正品は\10k以上ですか…買いません。中国からこちらを買いました。\990。←取り付けられませんでした…。

点火コイルを取り外してまた取り付けたらちゃんと点火出来る様になりました。接触が悪かったんですかね。

 

そんな事やっている間にリコイルスターターが壊れてしまいました…。スカスカです。

小さな破片が1個だけ落ちてきました。

以前から殆ど欠けてしまっている事は分かっていたのですが、最後の砦が崩れてしまった様です。

リコイルスターターのプーリーを交換しないといけないのですが…。

でもこれって製廃みたいなんですよね…。互換性がありそうな物も見つかりません…。どうしよ…。

POMは接着は絶対無理なので、似た様な物をベースに加工して作ろうと思います。

アリで似た様な物を購入してみました。中国4500 5200 5800 用?

左がアリで購入した物。右がmakita ME333T の物です。

これを加工していきます。

旋盤があれば良いのですが…。うちには無いので…。

ある工具だけで加工していきました。

完成した物がこちら。

左がアリで購入して加工した物。右がmakita ME333T の物です。

見た目はそっくりではありませんが、大事な所の寸法は合わせました。

M4のワッシャを1枚追加して、リコイルスターターはちゃんと動く様になりました。

 

ところがまだエンジンがかからない。

ちゃんと点火しているしマフラーも問題ありません。

という事はやっぱりキャブでしょう。

ダイヤフラムを交換して、穴という穴を全て掃除した結果、

久しぶりにエンジンがかかる事もある様になりました。

でもまだ安定しない。キャブの掃除が不十分であると考えられます。

 

今度は高速、低速の調整ネジも取り外してもう1度掃除してみました。

調整ネジはちゃんと掃除出来ていれば調整する必要は無いハズです。

元の位置を控えておきます。

高速側1.8回転戻し、低速側1.3回転戻し。

その結果、今度こそエンジンかかる様になりました。

ちゃんと調子良く回ります。

完成ー。

作業の様子を動画にしてみました。

 

 

 

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