ステージア リア ロアアーム ボールジョイント ダストブーツ交換

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2022-12、リア ロアアーム ボールジョイントのダストブーツが劣化してきたので交換します。

新品のブーツは純正では設定されていません。ロアアーム(Aアーム?)Assyです。

いやぃゃ消耗品のゴムを設定しないって…。

でも大丈夫。大野ゴムが互換品を提供してくれています。

ところがWGC34ステージアのリア ロアアーム ボールジョイント ダストブーツの情報がwebに殆どありません。

僅かな情報を元に推測するとどうもフロントと同じっぽい。大野ゴムのDC-1634です。

2016-8にフロント足回り異音修理の時に購入してあります。

この時は結局ロアアームのボールジョイントがダメでロアアームASSYで交換したので使いませんでした。

まぁ情報が無いのであれば実測するしかありません。分解を始めます。

 

まずロアアームのボディ側取り付けネジを緩めておきます。

ロアアームは1G締めしてあります。

ジャッキアップしてロアアームが下がりきっている状態では、

ブッシュのねじれの力でロアアームを上へ上げようとしています。

ボールジョイントを挿す方向です。なのでフリーにしておきます。

次にボールジョイントのナットを外す為に割ピンを外します。

…なんでこんな向き…。

ナットを回すとボールジョイントが回ってしまうんですねきっと。やり直して欲しかったなぁ…。

新車以来交換した覚えが無いのできっと新車の製造ラインでの作業です。

まぁなんとか割ピンを外します。

次にナットを回すのですが、なんと22mmです。そんなメガネ普通持ってません。普通は17mm-19mmまでです。

だったのですが、知り合いから頂いた処分予定の工具達の中から発見しました。良かったぁ〜。

クロスレンチで延長して緩める事が出来ました。

ボルトの上まで緩めてストレートのタイロッドエンドセパレーターを使って分離したいのですが…。

タイロッドエンドセパレーターを取付出来ません…。スペースが無い。

スペースを作る為にロアアームを取り外しました。どうせ緩めちゃってるので。

そうしたらタイロットエンドセパレーターを取り付け出来ました。

締め込んでいきます。

するとかなり大きなドカンっで音と共に外れました。

この時ボールジョイントのナットの位置が悪く、

タイロットエンドセパレーターでナットのネジ山を少し潰してしまいました…。

大きな音と共にゴムのワッシャ的な物が落ちてきたのですが(上写真ロアアームの上に載せている物)、

これはどこから落ちてきたのでしょう?

グリースも付いていないし、ボールジョイントの所ではなさそうなのですが…。

まだ分解していない反対側を良く見てみると、

ロアアームを車体側に止めている所に挟まっていた物である事が分かりました。

破れてしまっていますが…。あ、まだ分解していない反対側も破れていました。まぁいいか。

古いダストブーツを取り外していきます。

マイナスドライバーとハンマーで。

良かったぁ。グリースは健康です。

古いグリースを拭き取って、新しいリチウムグリースをたっぷり塗ってあげます。

おきまりの古いブーツと新しいブーツ。

大野ゴムのDC-1634 で問題無さそうです。

取り付けていきます。

呼び径25と30を変換する塩ビ管ソケットを切断した30の方を使って圧入していきます。

ハンマーで叩き入れます。

ちなみにノートのダストブーツを交換した時に使ったのはこれの25の方です。

ダストブーツのてっぺんにグリースを塗るらしいですね。

いつもやっていませんでした。

分解した部品を取り付けていきます。

ボールジョイントのナットはねじ山を少しつぶしてしまったのですが、

無理矢理ねじ込んでネジ山を再形成させました。

ボールジョイントが一緒に回ってしまうので、ボールジョイントの下からジャッキアップして裏から押さえつけます。

完成。

ロアアームの車体側のネジは左側も交換した後で1G締めしておきます。

この後左も同様に作業したいのですが…。暗くなってしまったのでまた明日。

 

実はこの作業、同居の息子が学校でコロナもらってきてしまって、

私は濃厚接触者で自宅隔離中での作業でした。

この作業の後の夜、私も発熱してしまい…ジャッキアップしたまま1週間近く寝込んでました…。

やっと熱が下がったのでつづき。と言っても同じ作業なのであっという間です。

ロアアームを1G締めして完成。

 

 

 

 

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