2015-9、LED電球を買ってみました。
実家玄関灯に昔は20W白熱電球を使っていましたが、一晩中点いているのに今時それはもったいない。
現在は40W相当の電球型蛍光灯を使っています。ちょっと明るすぎるそうです。
これを30W相当のLED電球に代えようと思います。
LEDシャンデリア電球、E26、電球色、3W、280LM。\980+送料\164=\1,144でした。
ちょっと怪しげ中華物です。ソケットには点サビが…。
これを取り付けてみると、スイッチOFFなのに2〜3秒間隔でLED電球が点滅します??スイッチOFFなのに。
ちなみにスイッチはWT5041。ホタル、パイロット付きスイッチです。以前分解して中身を見た事があります。
ホタルはスイッチに並列に緑のムギ球が、パイロットはスイッチに直列にトランスが居て2次側にLEDが居ます。
壁のスイッチの両端子間にAC100Vは当然きていません。
ほたるが点灯するのに必要な微小電流は電球にも流れる回路になります。
なので、ほたるは照明の電球のフィラメントが切れているとつきません。
LED電球の方の回路ですが、これはソケット部を分解してしまうと元に戻せなそうなので分解しません。
が、ほたる点灯用の微小電流でLED電球の電源回路のコンデンサがチャージされ、
ある電圧を超えると起動、点灯、放電、それを繰り返している事が予想出来ます。
なので、対策としては下記があります。
@ほたる無しのただのスイッチ(WT5001)を買ってきて交換する。この場合、パイロットも無くなってしまう。
ALED電球を他の物に交換する。ホタル対応である確認をする必要があります。
BWT5041のホタル回路を削除する。
で、(私にとって)一番簡単なBを選びました。
WT5041を分解。ホタルの回路を断線させる改造を行います。
いつでも元に戻せる様に、チップ抵抗をずらす事にしました。2箇所共です。
これでスイッチOFF時には完全に絶縁する事になりました。
対策はこれでOKです。スイッチOFFでLED電球が点滅する事は無くなりました。
当然ほたるはつかなくなりましたが、うちの環境では特に必要無かったので。
LED電球の消費電力は3Wなので、100Wで正しく点灯する様に設計されたパイロットは当然暗くなります。
が、一応赤LEDが点いているのか消えているのかは確認出来ました。
LEDを高輝度タイプに交換すればもうちょっと明るく出来るとは思いますが、今回はやりませんでした。
追記。2016-8、このLED電球は1年もたずに早々に壊れてしまいました…。
なので分解してみました。
予想通り普通のAC/DC電源が入っていました。
LED素子が逝ってしまった様です。熱設計が甘いんですねきっと。
安いしそこそこの省電力と耐久性が期待出来ます。