Y30 ブレーキフルード交換

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2022-10、本当は車検の時LLCの交換と一緒にやっておきたかったのですが…。

交換するブレーキフルードは、KYK(古河) BF-4 (dot-4)、\995/1L。

ノートも一緒に交換しようと思っているので、合わせて2缶、2L用意しました。

 

方法はwebで勉強しました。まずタンクのフルードを注射器で全部抜きます。

200mL抜けました。これが綺麗なのかどうかは分かりません。

新しいフルードをいっぱいに入れておきます。

 

次に一番遠い左後のキャリパーから抜きます。

注射器で引き抜きを試してみたのですが、

緩めたバルブのネジ山からエアばっかり吸ってしまってフルードが余り抜けてきません。

嫁さんにブレーキ踏んでもらって押し出す事にします。

 

まずシリンダの中の一番ブレーキパッドの近くで働いていたブレーキフルードを抜く為に、

キャリパーを持ち上げて、バルブにシリコンホースを付けて、バルブを1/4程緩めて、ピストンを縮めます。

ピストンが縮みきったらバルブを閉めておきます。

抜けたフルードはそれ程汚くはない様な…。

ピストンを縮めた状態で固定しておきます。

ディスクブレーキセパレーターは持っていません。

タイロッドエンドリムーバーの一部と杉板を使ったのですが…。

ブレーキを踏んでもらうと、点で圧をかけられた杉板はメチメチ音立てて割れてしまいました。

ツーバイ材の切れ端と基礎用の座金2枚を挟みました。

嫁さんにブレーキを踏んでもらい、バルブを1/8程緩めるとフルードが出てきます。

出てくるフルードが止まったらバルブを閉めて、ブレーキを踏み直してもらってまたバルブを緩めて。

20〜30回踏んだでしょうか。

250mL程排出された時にシリコンチューブの先から出てきたフルードが綺麗になってきた気がしたので、

そこまでで終了としました。

キャリパーを戻して数回踏んでもらってピストンを出して、

踏んでもらって最後に少量バルブからフルードを出してエア抜きとします。

ブレーキクリーナーで周辺を掃除して完了。

2年間使ったフルードなのですが。新品のフルードとの色の差を読み取れませんでした。

完全に交換できたのかどうか今一つ分かりません。

 

続いて右後ろで同様にフルードを抜きます。

リアデフの上まで1本のブレーキホースで来ているので、そこから先だけの交換なので少量で済みます。

50mL程で既に出てくるフルードは綺麗な気がしたのですが、一応100mL程抜いておきました。

左はキャリパーから抜いたフルード、右はタンクから抜いたフルードです。

こう見ると色が違いますねぇ。

 

続いて左前。リアと比べて大柄なキャリパーです。

ブレーキホースは途中のクランプを抜いておきます。

同様にピストンを縮めて、縮めた状態で固定するのですが。

ツーバイ材の切れ端とタイロッドエンドリムーバーの一部を使いました。

同様に100mL程抜きました。

 

最後に右前。こちらも100mL程。

抜いたフルードは、タンクから200mL、キャリパーから550mL、合計で750mLでした。

ちゃんとブレーキが効く事を確認して終了です。

 

750mLの廃液は、LLC同様オムツ2枚に染み込ませました。

染み込み切らなかったので、梱包用わら半紙を数枚破いて敷き詰めてゴミに出しました。

 

 

 

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