vitz タイヤ手組み交換に挑戦

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2013-4-6、タイヤの手組みに挑戦してみました。

ダメタイヤはBRIDGESTONE B391。175/65R14。

日産ノート純正鉄ホイールと純正タイヤです。

 

まず、ムシを外してから自作ビートブレーカーでビートを落とします。

単管ガレージの柱に自在クランプを付けて単管を付けただけの物です。

こんないいかげんなビートブレーカーでも、コツをつかむと結構簡単に落ちました。

 

次にタイヤを捲ります。

380mmのタイヤレバー2本リムプロテクター付をヤフオクで買いました。\1,379。

リムプロテクターは鉄ホイールでは合わない様で、鉄ホイールだしって結局そのままやりました。

おかげてホイールキズだらけ。

↑1本目にタイヤを外したホイール。

キズだらけ。まぁ鉄ホイールなんてそもそもホイールキャップのキズがいっぱいついているので…。

↓でも4本目の頃には慣れたもので、最短の時間と最小限のキズですみました。

せっけん水(ペットボトル500mlに水を入れて、台所用中性洗剤を少し混ぜた物)をかけながらタイヤを外しました。

ハンマーを併用するのがコツ。

ビートを溝に落としながら反対側を捲ります。

ブリジストンはビートが硬いから…とか聞くのですが、それ程でもなかったのは65タイヤだからでしょうか。

 

新しいタイヤが届きました。

ヨコハマ ECOS ES31 175/65R14。

ヤフオクで新品送料込4本\19,980。

カー用品店で新品購入組み替えをお願いしたら、倍じゃ利かないと思います。

ブリジストンはビートが硬いので組みにくいとか聞くのでブリジストン以外で選びました。

4本共13年02週。特に古い物でもなかったです。

表と裏。OUTSIDEの表示があるわけじゃないのですが、

軽点(黄色マーク)とuniformity(赤色マーク)がある方が表にこないと組み立てられません。

あと、製造年も表にしか表示がありませんでした。

代わりに裏側にはバーコードがありました。

 

タイヤを組み込むにあたって、事前にホイールを洗っておきます。

組みあがった時にビートが当たる所に古いタイヤのカスとかが残っているとエア漏れの原因になるらしいです。

 

組み込む時にビートが擦れる所に石鹸を塗ります。

洗面所からもってきた石鹸。

石鹸が効いてるのかどうかは分からないです。

ビートクリームの方が良いのだとは思うのですが用意していなかったので。

タイヤをはめ込んでいきます。

はじめ(上写真の状態)は本当に入るのだろうか…と思いましたが、タイヤレバーで簡単に入りました。

コツです。やらなきゃわからないです。やればわかります。

 

エアーバルブは本当は新品交換が良いのですが用意していなかったのでそのまま。

 

位置は、軽点(黄色マーク)をエアーバルブに合せました。

純正鉄と純正タイヤの状態では、鉄ホイールの白や青のマークにタイヤのuniformity(赤色マーク)が合せてありました。

ホイールの凹んでいる所とタイヤの出っ張っている所を合せて、外形をまんまるにしているそうです。

 

次にエアーを入れます。

以前コンプレッサーを購入しているので、これを使います。

普段は主に夏冬タイヤ交換の時にタイヤの空気圧調整に使ってます。車4台16個のタイヤがあるので。

 

タイヤを立てて、ムシを入れない状態で高圧(7キロ)のエアーを勢い良く押し込んでビートを上げます。

ビートの隙間から漏れる量よりも多い量のエアーを一気に入れれば、

ビートが広がり隙間が塞がってタイヤにエアーが溜まり始めます。

なかなかビートが上がらないタイヤも、3キロ位入れてやると上がりました。

すぐビートが上がるタイヤはンポンッ、3キロで上がるのはパハーンって上がります。

3キロ以上入れても上がらなかったらどうしようかと思ったのですが…。

ブリジストンは6キロ入れないと上がらないとか…。怖っ。DIYじゃ無理かな。

 

ビートが上がったらムシを入れて2.5キロまでエアーを入れました。(vitz規定は2.3キロ)

その状態で車にセット。

試走。

 

バランスとってませんが、ぬわわkm/h以上出しても特に何も感じなかったです。

錘は取り外さず、前のままです。

日本製のタイヤはバランスが良いので錘はホイール(エアーバルブ辺り)のバランスをとっているんだと考えればつじつまは合うのですが…。

まったいらな高速道路を定速走行とかだと何か感じるかもしれません。

その時は気になる様であれば調整してもらう予定です。

 

一応自分で出来ないか試してみました。

サイドブレーキを外してジャッキアップした後輪(ディスクブレーキではないです)がクルンクルン回るんであれば

バランス調整出来るかなと思って実験してみたのですが…。

う〜ん…、kg単位で狂っていれば調整出来るかもって感じでした。無理っ。

 

完成。

 

 

2017-12、来年の冬開けに向けて再び4本ES31新品タイヤを手組みしました。

もう手組み交換も延べ9台目。慣れたモンです。

スポーツの趣味が無い私みたいなサラリーマンには手組みは丁度良い運動です。

工房の前に廃タイヤが40本程積んであります。どうしよ…。

 

 

 

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